日中の強い眠気や激しいいびきは
早めの受診をお勧めします
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、寝ている間に呼吸が停止するか、十分に呼吸できない低呼吸になり、低酸素状態に陥る危険な病気です。多くの場合は激しいいびきを伴います。質の良い睡眠が取れないので、日中、突然の眠気に襲われ、仕事や家事、運転などに悪影響が及ぶことが少なくありません。放置すると高血圧や糖尿病、脳卒中、心臓の病気を招く恐れがあり、早期の受診と必要な治療の開始をお勧めします 。
検査方法
簡易検査(アプノモニター)
睡眠中の状態を記録することができる装置を貸し出しますので、一晩寝ている間を記録していただきます。その結果を分析することによって睡眠時無呼吸症候群の診断ができます。
治療方法
食生活の改善
食生活や生活習慣が、睡眠時無呼吸症候群に影響しているケースもあります。食生活の改善をはじめ、適度な運動や規則正しい生活など、患者さん一人ひとりのライフスタイルに合わせたアドバイスを行います。目安として、体重を5キロ以上減らすことで良くなることも多いです。
専門的な検査や
治療が必要な場合は、
専門の医療機関をご紹介いたします